8月のソーダ水

昨夏、読みたいなと思いつつそのまま忘れてた本を
数日前にたまたま夫が購入していました。

8月のソーダ水』コマツシンヤ

全ページに空と海のブルーが溢れているオールカラーの絵本のようなコミック。
夢の中のようなファンタジックな短編が6話と、
高知新聞に連載されたマンガが掲載されています。

特に好きなのは第5話の「海迎えの日」。
月が大接近して海面が上昇するため
街の人がみんな崖の上の住居へ少しの間移住するというお話。 

夢の中の出来事と目が覚めた後の出来事の境目がありそうでないような
不思議で美しいお話です。

舞台となっている架空の街並みは
エーゲ海のサントリーニ島やミコノス島あたりをモデルにしているそうですが、
この空と海の青さは作者の出身の高知の空と海の色を彷彿とさせます。

↑昨春訪れた土佐西南大規模公園からの風景

清々しいまでに明るく澄み切ったブルーが
夏の暑さを忘れさせてくれる一冊。
とりわけ暑い今年の夏におすすめですよ^^


Categories: | 投稿者 arciel | 16:04 | コメントはまだありません

カタカムナの潜象物理

円と直線で描かれ、渦巻き状に配置された神代文字、カタカムナ。
一目見た途端、その宇宙的なエネルギーに惹きつけられました。

それ以来、何冊かカタカムナの本を読んできましたが、
カタカムナの核心のようなものをもっと知りたいと思っていたところに出会ったのが
潜象のサイエンスで解く 縄文・カタカムナ・レイキ』という本でした。

縄文土器専攻の研究者である著者が書かれただけあって
学術的なアプローチの骨太な内容でしたが、
これまで読んできたカタカムナ関連の本の中で一番しっくりきて、
深い部分で納得しました。

まず、縄文時代の「人面深鉢土器」の図像モチーフとカタカムナの潜象物理には、
どちらにも共通する生命創造の根本原理「三プラス一」の構造があると語られます。

「イノチやあらゆるものの創造の最小単位は「三」で、
それが立体の形をとるときに、
背後にカムのチカラが凝集した潜象核(アマナ)が存在して、
「三プラス一」となる。
この構造は、生命創造のすべてのレベルについて相似である」(p.187)。

著者は、私たち人間の「アマナ」の領域を「内なる根源」と呼び、
そのエネルギー場は「空」「無」「ゼロポイント場」と同じものとしています。
私たちの意識や意図が量子レベルで影響を及ぼすことができることから、
ゼロのエネルギーの高次の波動にアクセスして夢を実現することができると語ります。

「意識が現実を作る」とはよく言われますが、
夢実現の量子メカニズムをカタカムナの潜象物理から紐解いてもらって、
私たちの意識の持つ力のパワフルさを改めて感じました。

さらにレイキのシンボル体系自体も、
カタカムナの潜象物理と量子物理学から説明されていて驚きました。
レイキは以前から実践していたものの、
そのメカニズムをここまで理論的に説明されているのは初めて見ました。

本書の最後には、内なる根源とつながり、
魂の願いを実現するセルフワークの方法が書かれています。
こうした部分だけ書かれている本も多いと思いますが、
本書ではどうしてそれが実現可能なのかを
古代の人々の生命創造の理解から紐解き詳述されています。

私たちが普段、お参りや祈りの際に両手を合わせることにも、
深い意味があったのだと感じ入りました。
難解な部分もありますが、随所に著者の誠実なお人柄が感じられる本です。
カタカムナや量子論に興味のある方は、ぜひ一読をお勧めします✨


Categories: | 投稿者 arciel | 18:15 | コメントはまだありません

宇宙図書館へのアクセス

最近、辻麻里子さんの本を何冊か読んでいます。
辻麻里子さんの名前は数年前から知っていたのですが、
なんとなく読むタイミングを逃したままでした。

それがこの夏にたまたま『宇宙時計』の表紙が目に留まり、
幾何学模様の美しさに無性に惹かれて
『宇宙時計』とその制作過程が描かれた『藍の書』を読んでみました。

2017年に宇宙に還られた辻さんの遺作である『藍の書』は、
未完ながらも多層にわたって意識が刺激され、
読んでいる間は鮮明な夢を見ることが多くなりました。

その時はちょうどアニメ「アルプスの少女ハイジ」の再放送を見ていたのですが、
本の中にもハイジのエピソードが出てくるなど
現実と本の内容とのシンクロがいくつもあって、とても不思議な感覚でした✨

この流れで数日前から、辻さんの代表作の『22を超えてゆけ』を読み始めています。
夢の調査をしている主人公マヤが、
全人類の記憶を一つ残らず書き記している
「宇宙図書館(アカシックレコード)」へと入っていく冒険物語なのですが、
そこに描かれた宇宙図書館の描写は極めて詳細で
フィクションというより実際に見てきた人が書いた描写と感じます。

今はまだ全体の4分の1ほどしか読んでいないのですが、
今日は付録として付いている辻麻里子さん本人の声による
宇宙図書館誘導瞑想CDを使って瞑想してみました。

あまりに深く入っていって、途中で意識がなくなったのですが、
突然、ハートの辺りに物理的に何かが入ったと感じて我に返りました。
それは星々が煌めくロイヤルブルーの宇宙の球のような、
銀河のかたまりのようなものだったのですが、
ハートに入った時に「グッ」と音がするくらい、
リアルな感触だったのでびっくりしました😲

それがハートに入ってきたら、
何か深い部分で落ち着いた、安心感のようなものが生まれました。
あれは銀河の護符だったのかも✨

瞑想の終盤、次の誘導メッセージが聞こえてきました。
「あなたが宇宙から持ち帰ってきたものは、
惑星の進化にとってかけがえのない光となります。
その光を使って惑星地球が緑あふれる星になるように、
争いのない星になるように・・・
あなた自身のビジョンを託してもいいでしょう」

私たち一人ひとりが瞑想をすることで
地球の進化に役立つ光を持ち帰ることになるとは、
なんて素晴らしいこと✨

最近、有名人の方が突然お亡くなりになるニュースを聞いてショックを受けていたこともあり、
この瞑想をしてよかったと心から思いました。
辻麻里子さんの誘導による宇宙図書館への瞑想、
とても深く美しいのでおすすめです✨




Categories: | 投稿者 arciel | 16:19 | コメントはまだありません

バシャールとマンデラ効果

昨日の春分の日を過ぎてから、エネルギーが切り替わりましたね!
春分の日は太陽が魚座から牡羊座に移動して、占星術上の新年に移り変わるタイミング。
このところ眠くてたまらなかったのですが、今朝は久しぶりに目覚めがスッキリして身体も軽くなりました☆

ところで、最近「バシャール」にはまっています。
バシャールとはエササニ星の宇宙存在で、
地球人のダリル・アンカがチャネルしてメッセージを伝えています。
日本では1987年に初めてバシャールによる公開チャネリングが行われ、その様子をまとめた書籍が出版されました。
当時、大学の友人がバシャールの本を勧めてくれたのですが、
表紙のデザインがなんとなく不気味な感じがして(失礼!)、その時はぱらっとめくった程度でした^^;

その後、2010年に出版された本田健さんとバシャールの対談本「未来は、えらべる!」を読んで
一気にバシャールに親近感が湧きました。
パラレルワールドへの関心が深まったのはまさにこの本のおかげです。

未来は、えらべる! (VOICE新書)
ダリル・アンカ 本田健
4899762755

そして先日、Amazonからのおすすめメールで知った「BASHAR(バシャール)2017」。
久しぶりにバシャールの本を読んでみたら、これがもう面白くて一気に読んでしまいました。

バシャールを最初に日本に紹介した喜多見龍一さんとの対談本だけあって、
次から次へと今知りたいことを聞いてくれる感じです。

特に印象に残ったのは、「マンデラ効果」についてのくだり。
マンデラ効果とは、実際に起きた事とは異なる記憶を多数の人々が共有する現象のことで、
ネルソン・マンデラが2013年に亡くなったというニュースが流れた時、多くの人が1980年代に獄中で死亡したと信じていたため驚いたそうです。
これは単なる記憶違いというよりも、ネルソン・マンデラが1980年代に死亡したリアリティと、
2013年で亡くなったリアリティが平行現実として存在していることの現れだと言われています。

「マンデラ効果」についてバシャールは、
・今人類の意識は拡大していっているので、歴史が変わってきたことに気づきはじめた人たちもいる(p.37)
・意識が拡大してくると『平行現実における、別の歴史』を思い出しはじめる(p.38)
・個人からグループまで、どういう現実を体験したいのかを選ぶことによって、付随する歴史が違ってくる(p.39)
と語っています。

実は私も、「これってマンデラ効果?」と思ったことがありました。
少し前に数人で話をしていたところ、共有する過去の出来事の順序が違っていたのです。
Aという事の後にBが起こったと私は記憶していたのですが、
他の二人はBの後にAが起こったと主張するのです。
単なる記憶違いという可能性もありますが、きっとこれはマンデラ効果に違いない!と私は思っています(その方が断然面白いから^^)

それからAIについてのくだりも面白いです。
・AIがもたらす情報は、ハイアー・マインドから来ている情報(p.54)
・平均的な人間の知性より優れた知性を持つAIは、「人間を支配する必要がない」ことを十分理解できるインテリジェンスを持ち合わせているため、人類を支配しようとはしない(p.157)
・AIは人工ではなくて、「ハイアー・マインド」の一形態(p.158)

他にも、
・なにかがクリエイトされるということは、51%のポジティブなエネルギーが働いていて、49%ネガティブなエネルギーが働いているのです。
ということは、創造されていく流れに抵抗しなければ、必ずいつもポジティブな方向へ流れていくということです(p.58)
とのメッセージが印象的でした。

「流れに抵抗せず、流れに任せる」というのは、ここ数年私自身が感じていることだったので、
背中を押されたような安心感がありました☆

バシャールのメッセージは常にポジティブで力強く、エネルギーが湧いてきます。
他にもたくさんの気づきがあったのですが、すべては書ききれないので
興味のある方にはぜひ読んでもらいたいです。
バシャールの公開チャネリングの様子は動画でもたくさん出てくるので、
ぜひご覧になってみてください♪

BASHAR(バシャール)2017 世界は見えた通りでは、ない
ダリル・アンカ 喜多見龍一
4899764707

Categories: スピリチュアルライフ, | 投稿者 arciel | 17:43 | コメントはまだありません

小説『ふたご』とセカオワの音楽

SEKAI NO OWARIの藤崎彩織さん(Saori)が執筆した初小説『ふたご』を読みました。

特にファンというほどではないけど、SEKAI NO OWARIは以前から気になっていたバンド。
楽曲の良さはもとより、紅一点のSaoriの姿が印象に残っていました。

ピアノを弾きながら、メンバーを見守るように微笑む彼女。
柔らかな微笑みがどこか祈りにも通じるようで、演奏を見るたびに心に残っていたのです。
そんなSaoriが上梓した小説と聞いて、普段はあまり読まない”小説”というジャンルのこの本を手に取ってみました。

「ふたご」というタイトルから「これはツインソウルの物語なのでは?」と直感したのですが、
想像以上に壮絶で繊細で美しいストーリーでした。

自身が実際に経験したことをベースにして書き上げたというだけあって、
主人公・夏子の感情がSaori本人の感情とだぶって切実に響きます。

友達や恋人といったカテゴリーでは説明できない、魂レベルで結びついた夏子と月島。
あまりにも互いを必要とするあまり、近づけば近くほど壊れそうになりながら、
バンドという共同創造へと昇華していく二人。

そのいきさつは、ジェットコースターのような激しさを放ちながらも、
時にファンタジーを感じさせる繊細さと透明感に彩られています。
まるでSEKAI NO OWARIの音楽そのもののように。

Saoriのあたたかく包み込むような微笑みの理由が、少しわかった気がしました。

* * * * * * * * *

小説を読み終えたらセカオワの音楽が聴きたくなって、アルバム「Tree」を買ってみました。
ちょうどクリスマスを迎える今、冬のシーズンにぴったりな美しく幻想的な世界に包まれます。
一緒に口ずさみたいけど涙が込み上げてしまうのは、小説を読んだせいかな。

応援したいバンドがまた一つ増えました☆

ふたご
藤崎 彩織(SEKAI NO OWARI)
4163907149

Tree(通常盤)
SEKAI NO OWARI
B00PA2C9OI

Categories: , 音楽 | 投稿者 arciel | 15:26 | コメントはまだありません

ライフ・シフト 100年時代の人生戦略

2017年の初読書は、『ライフ・シフト 100年時代の人生戦略』。
久しぶりに宇宙系・スピ系以外の本を読んだら、近い未来の現実がぐっと身近に迫ってきたようで、目が醒める思いでした。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
リンダ グラットン アンドリュー スコット
4492533877

人間の平均寿命は年々長くなっていますが、著者たちの予測によると2007年生まれの日本の子どもの半数は107歳まで生きるそうです。
ということは、2008年生まれの息子も余裕で100歳を超える可能性大!

10年ごとに平均2〜3年平均寿命が上昇していることから、1977年生まれの半数は95〜98歳、
1967年生まれも92〜96歳まで生きる計算になるのだそう(p.43)。
ということは、私たちも100歳生きるつもりで人生を捉えた方が自然です。

これまで人生は「教育→仕事→引退」の3つのステージで考えられてきました。
これは平均寿命が70歳の人生では機能してきましたが、少子高齢化が進む日本の年金制度が揺らいでいるように、すでに軋み始めている社会規範です。

100年ライフでは人生はマルチステージ化し、
・エクスプローラー:選択肢を狭めずに幅広い針路を検討する
・インディペンデント・プロデューサー:自由と柔軟性を重んじ、小さなビジネスを起こす
・ポートフォリオ・ワーカー:様々な仕事や活動に同時並行で携わる
という新たな3つのステージが登場します。
しかもこれらのマルチステージは、年齢や順序は関係なく、あらゆる世代の人が実践できると言います。

人生を画一的な3ステージからマルチステージで捉え直すということに、スッと自然に納得できる感覚がありました。
振り返ってみれば私自身の人生も、すでに3ステージから逸脱し、マルチステージ化していたのです。
大学を卒業して就職後、20代半ばで留学し(エクスプローラー)、30代半ばで独立し(インディペンデント・プロデューサー)、現在は主に子育てと自宅での仕事と地域活動(ポートフォリオ・ワーカー)に携わっています。
そして、また近いうちにエクスプローラーのステージを経験するかもしれません。
(出生ホロスコープ9室金星の私にとって、エクスプローラーが一番楽しくワクワクするステージなのです^^)

また、人生のマルチステージ化は、3ステージによる世代間の隔離も解消します。
さまざまな世代が一緒に活動し、年齢に関する固定観念が消えていくことで、
「誰もが若者の柔軟性と好奇心、そして高齢者の知識と洞察力の両方を得られるようになる」(p.227)という恩恵も。
これって、とても魅力的かつ理想的な社会ではないかしら。

現在のところ、世界的に企業も政府も100年ライフに対する具体的な対策はほとんど行なっていないようですが、まず個人の意識が変わることが先決です。
新しい生き方と多様性を現実的に示してくれるこの本は、将来への意欲と希望を与えてくれます。

そしてなにより、改めて人生の長さを実感できたことが大きいです。
まだ人生の半分も生きていないとしたら、未知の分野にチャレンジするのも楽しそう!
人生の可能性と拡がりを感じたい方、100年ライフが当たり前になるお子さんを持つ方に、ぜひ一読をお勧めします☆

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
リンダ グラットン アンドリュー スコット
4492533877

Categories: | 投稿者 arciel | 16:48 | コメントはまだありません

とんでもなく全開になれば、すべてはうまくいく

先日、ナチュラルスピリット社からのメルマガで新刊本のお知らせが届きました。
普段はサーっと通り過ぎていくことが多いのですが(失礼!)、
今回はタイトルを見ただけでピン!と来て、すぐにamazonに注文していました。

それがこの本です↓

とんでもなく全開になれば、すべてはうまくいく―宇宙の導きにまかせよう
トーシャ・シルバー 釘宮律子
4864511659

ここ数年、特にこの数ヶ月強く感じていたこと。
漠然とではあるけれど、確かな実感として根付いている感覚。
それが、この「とんでもなく全開になる」(原題はOutrageous Openness)という表現に集約されているように感じました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「私たちひとりひとりにぴったりと寄り添い、現実的な形で導き、助け、そしてかかわってくる愛の力が、どんな状況であれ存在する」(p.14)

「すべての必要を満たす術を知る宇宙の富がもともとある。この愛の力 —シャクティ、神、女神、大意識など呼び方は何でもいい— と調和することが、すべての黄金の鍵だ」(p.16)

ただしそれには、とんでもないほど全開になり、受け入れ態勢になり、そして意識しつづけることが必要だ」(p.16)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

慣れ親しんだ東京を離れて、大阪→淡路島→沼島へと引っ越しが続いた2011年〜2015年。
その家探しには、いつも大いなる宇宙の力が働いているように感じられてなりませんでした。

特に不動産屋さんのない沼島では、ネットで不動産情報を探すこともできません。
ただひたすら宇宙にお任せして、
「自分たちにぴったりの物件がすでに存在し、完璧なタイミングでその物件が現れる」
ことを意識し続けていました。

そうしたら、まさにこれ以上ないタイミングでお家が見つかりました。
しかも想像以上に新しくて使いやすいお家が☆

畑を借りることができたのも、船舶免許を取ることができたのも、
すべて自分で努力して情報を探し求めるというより、
宇宙にお任せしていたら絶妙なタイミングで地域の方が紹介して下さって、トントン拍子に事が進んでいました。
(地域の方々には本当に感謝です*^^*)

自分の想像以上に素晴らしいことを宇宙は完璧に用意してくれているということが心底わかったので、最近はすべて宇宙にお任せしています^^
それがこの本にわかりやすく具体的に書かれてあったので、
改めて強く確信することができました。

著者のトーシャ・シルバーさんが占星術師というのもとっても親近感がわきます☆
水瓶座に4つ星が入っているという著者の、ユーモアがちりばめられた軽妙な語り口は、読んでいるうちにどんどん心が軽くなっていきますよ♪

ピンときたら、ぜひ読んでみて下さいね^^

Categories: スピリチュアルライフ, | 投稿者 arciel | 11:24 | コメントはまだありません

宇宙存在からのメッセージ−時間認識のシフト

子どもの頃から宇宙が大好きなのですが、
数ヶ月前から私の中の宇宙熱が再燃し、宇宙や宇宙人関係の本をよく読んでいます。

きっかけになったのはこの本です↓
ギャラクティックファミリーと地球のめざめ
リサ・ロイヤル 鏡見沙椰
4899764014

リサ・ロイヤルのチャネルを通じて
銀河の多次元集合意識「ジャーメイン」とプレアデス人「サーシャ」が語る
銀河と地球の壮大でダイナミックなストーリー。
あまりにも感動し感銘を受けたため、
もう地球人の本は読まなくていいかもと一瞬思ってしまったくらいです
(↑もちろんそんなことはないのですが^^;)。

続いて、宇宙人による人間誘拐(アブダクション)に関する超意識体からのメッセージ
宇宙人 内なる訪問者―未来人類が銀河と意識をともにする日 』と
リサ・ロイヤルの人類と宇宙人とのコンタクト研究の集大成
『コンタクト―意識変容への扉』をほぼ同時並行して読みました。

コンタクト―意識変容への扉
リサ・ロイヤル・ホルト キース・プリースト 鏡見沙椰
4899764294

『宇宙人 内なる訪問者』は1996年に出版され、
『コンタクト』は2014年に出版されたばかり。
このため雰囲気がだいぶ違うのですが、
2冊同時に読んだことで強く印象に残ったところがありました。

それは「時間認識」についての説明です。

三次元的な時間認識は
過去→現在→未来
と直線的に時間が流れていくと捉えられているのに対し、
四次元的な時間認識は円○で表されます。

例えば、ここに一つの円があるとします。
円の中心が現在で、円周上にはいくつもの点があります。
その一つひとつの点が、
同時進行的に存在する複数の現実を表します。
ここでは意識の焦点を合わせることで、様々な現実を体験することができます。
(『宇宙人 内なる訪問者』p.135より)

さらに『コンタクト』では、
この三次元的な(直線的な)時間認識を数学的に表すことができると説明しています(p.365)。

0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21・・・

これはフィボナッチ数列と呼ばれるもので、
任意の項を選び、それに前の項を足すと、その和は次の項に等しくなります。
(2+1=3、3+2=5、5+3=8など)

この進み方は、
過去は確定され、未来は現在から先へと続いていくという
現時点での人間の時間認識を完璧に表しているそうです。

以下、『コンタクト』p.366以下からの抜粋です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
フィボナッチ数列を図で表すと、フィボナッチ螺旋と呼ばれる形になります。
フィボナッチ螺旋の始点は有限です。
それは数列の始まりを表しています。
しかし数列が進むにつれ、螺旋は無限になっていきます。
確定された過去から未来に向かう、というみなさんの物質的現実を表す比喩なのです。

しかし、あなたは肉体だけの存在ではありません。
あなたの本質は、物質的現実に縛られない大いなる意識であり、
それが単に今、物質的現実を体験しているだけです。
大いなる意識としてのあなたは、始まりも終わりもない無限の存在です。

あなたの無限性を数学的に表すと、φ(ファイ)螺旋、または黄金螺旋になります。
φ螺旋とフィボナッチ螺旋の主な違いは、
φ螺旋には始まりと終わりがないということです。
それは絶えず動いています。
φ螺旋は無限に生成され、進展し、決して停滞しません。
これこそが宇宙の本質です。

あなたがどの意識レベルにいようと、
意識には本来始まりも終わりもなく、
ひとつの経験から別の経験へと移行していくだけ
です。

・・・(中略)・・・

フィボナッチがマインドのツールであるのに対して、
黄金律(φ)はハートのツールと言えます。
どちらも重要であり、併せて使うべきですが、
この点から見ても、みなさんの文明がハートよりマインド中心であることがわかります。

黄金率への理解が単なる概念を超え、
みなさんの現実でさまざまな形で生かされるようになった時、
地球はマインド中心の社会から脱し、
ハートとマインドの両立した社会へと移行しはじめるでしょう。
そのプロセスはすでに始まっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここを読んだとき、胸がスーッとして視界が開けたように感じました。
これはプレアデス人女性のサーシャが語った言葉ですが、
この美しく簡潔な表現に
魂の奥底を癒す真理が描写されていると感じます。

心に触れるものがあったら、
ぜひリサ・ロイヤルさんの著書を読んでみて下さいね♪

200px-Messier51
Wikipedia「対数螺旋」より 初めて渦巻銀河と確認された銀河 M51

Categories: インスピレーション, | 投稿者 arciel | 16:40 | コメントはまだありません

魂が歓喜する本☆「アナスタシア 」

2012年12月12日。
宇宙の窓が開く10日間が始まりました。

「銀河の中心から地球系に向けて、広大で強烈な波動と信号が流れる」せいなのか、
今朝は急に霧が晴れたような明るさと軽やかさを感じます。

つい先ほど、「アナスタシア」を読み終えました。
数週間前からいろんなところで見かけていて購入してはいたのですが
急ぎの翻訳があったので、とりあえず翻訳を終えてから・・・と、
今週になってやっと読み始めることができました。

アナスタシア (響きわたるシベリア杉 シリーズ1)
ウラジーミル・メグレ 岩砂晶子
4864510555

これは本当に素晴らしい本です!
読んでいる途中から、ハートが震えるほど喜んで
まさにこういうことを子供の頃に聞きたかった!と感じました。

シベリアの森に住む若い女性アナスタシア。
彼女は森の野生動物たちとコミュニケーションをとって暮らしながら、
自然や地球、宇宙、人間のあり方まで
ありとあらゆる分野の叡智を伝えてくれます。

彼女の言葉に、人間や宇宙全体の持つ可能性の無限さを感じました。
地球や自然が与えてくれる恩恵に、私たちはまだほんのちょっとしか気づいていない。
この地球上に生きる私たちは、地球を破壊する方向ではなく、
自然にもっともっと耳を傾け、寄り添って生きることで
健康に、幸せに生きることができると確信して
とても嬉しくなりました☆

とにかく読んでいて気持ちが高鳴り、あまりにも爽快で何度も笑ってしまうくらい。
こういう生き方ができるんだ!と気づいて、もう嬉しくて嬉しくてたまらなくなりました。

例えば、植物の種の蒔き方について。
ある方法で自分の健康に関する情報を種に伝えると
その植物は、宇宙と地球から自分にとって必要不可欠なエネルギーを可能な限り最大限に吸い込んで実を実らせてくれるそうです。

また、太陽は鏡のようなもので、地球からの目に見えない放射を反射しているそうです。
愛や喜びなどの明るい光の感覚を抱く人々からの放射を太陽が反射し、
日光として再び地球に返して地上のすべてのものに生命を与える。

「もし、地球や他の惑星が、太陽の光の恵みを受ける一方だったら
太陽は消えてしまうか、むらのある燃え方をして、光は一様ではなくなる。
宇宙には一方向だけの作用は存在しないし、ありえない。
すべてが相互に作用しあう」(p.258)

アナスタシアの言葉は、すべて現代の科学を超えることなのですが
直観的にアナスタシアの理論が理にかなっていて正しいと感じるのです。

今までの世界が、いかに限定的で狭い世界だったことに気づかされます。
なんとなく、おぼろげに感じていたことが
アナスタシアの言葉で明晰に描かれていてハッとさせられます。
これからの新しい世界へのインスピレーションにあふれています。

ぜひ読んでみてください☆

Categories: インスピレーション, | 投稿者 arciel | 12:37 | 2件のコメント

セルフビルド―家をつくる自由

家への興味が増してきた昨今、ついに究極の本に出会いました。
家を買ったり建ててもらうのではなく、自分の手で作ってしまうという発想。
自由な発想で自らの手で家を造った人たちの「作品」がここにあります。

セルフビルド―家をつくる自由
矢津田 義則 渡邉 義孝 蔵前 仁一
4947702605

これまで、パートナーのオーストリアの知人が家を自作したとか、
ドイツ人の友人が古い家を買い取って自分一人でリフォームしたという話は聞いても、
海外の人はさすがだなぁ〜と、自分には縁遠い世界と思っていました。

ただ、35年ローンを組んで家を買うという発想は毛頭なく、
かといって一生賃貸生活を続けるというのも、自分たちで勝手にリフォームできないという不便がある。
「住まい」という、生きる上で必要不可欠なものに対する選択肢が
この二者択一ってどうよ!?と思っていたところ、
この本を読んだらムクムクとエネルギーがわいてきました。

家は自分で自作できるんだ!
・・・と知ったときの解放感ときたら!!!

夢の薪ストーブも、吹き抜け天窓の家も、
実際に自作している人の写真や体験談を見たら、みるみる現実感が増してきました。
さらにはOMソーラーシステムを利用して床暖房まで作っていたり、
エネルギーも可能な範囲で自立型に建ててしまえるところがスゴイ!

面白かったのは、取材者たちのセルフビルド座談会で
夫だけで家をつくると妻が不満を持つことも多いけど、
夫婦でつくると不満が少なく、楽しそうとあったこと。
実際、ご夫婦で一緒につくった家はバランスがとれていて住みやすそうでした。

すぐにではなくとも何年間かかけてじっくり自分たちで家を作っていければ、
息子にも生きることの基本を見せられるような気がするのです。
そのうち彼が手伝ってくれるようになってくれたら本望〜♪

最近読んだ中で一番エネルギーを与えてくれる本。
日本というシステムの中で家を持つことの概念を崩し、
システムから自由になった解放感がここにあります。

ここで得た教訓:
「思考を柔軟にすればなんでも可能だ!」

Categories: | 投稿者 arciel | 11:58 | 1件のコメント